くらきのようす

久良岐保育園のようすを
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夏は来ぬ

わたしにとって
「夏」とは

庭と畑への「水やり」の季節である。

朝の水やりは
その植物が今日1日を過ごせるだけの水をやる。

そして夕方や夜の水やりは
今日1日の酷暑に耐えた褒美の水をやる。

庭仕事も年を重ねると
水やりのコツがわかってくる。
その植物に
どんな風に根をはってほしいかを
水で導いてやる。
根は水を求めているから
たっぷりと
土の中の深いところまで水をやっておけば
たとえ土の表面の水が乾いても
土の下の方にはまだまだ水が蓄えられているから
根は下の方 下の方へと深く伸びていく。
土中 深くはられた根を持てば
その花木は倒れない。

今朝はうれしいことがあった。
畑の仕事をサボり
枯れたと思っていた葡萄が
よみがえっていた~!
園舎の建替えのために旧園舎の庭から
緑の井戸端へと移された葡萄である。
理不尽な引っ越しと手入れの悪さに
枯れてしまった・・・と思っていたら
よみがえっているではありませんか!!

緑の井戸端の作業にヘトヘトになっていた時に
見かねた出入りの業者さんが
スプリンクラーをつけてくれました!
10年以上経ったいまでも
このスプリンクラーは健在です。
水やりというよりは
地上の葉にミスト状の葉水をまくだけですが
夕方にスプリンクラーを入れると
畑の葉が喜んでいるのがわかる!
そしてしばらくすると
蜻蛉がやってくる!
スプリンクラーのミストをくぐりぬけながら
ミストが届かない畑の周りの花木に
私はバケツに水を汲んで
水を撒く。
何度も何度も行ったり来たり。
でもミストの下を行ったり来たりしていると
草や葉や
蜻蛉が喜んでいる気持ちがすごくわかる。
わたしもこの水がうれしい!
わたしも草も蜻蛉も
同じココロを持っている。

写真は半夏生(ハンゲショウ)
水辺の植物だ。
あ~ 夏だなぁ
この景色が夏だ。

この葉っぱ。
なんだっけ。
絶対に見ている葉。
抜いてはいけない植物だ。

あぁ あなたでしたか
洋種やまごぼう(ヨウシュヤマゴボウ)
これから白い花が
赤ワイン色の実に変わっていくだろう。

1971年 卒園
1972年 卒園
1976年 卒園された3人のごきょうだいのお母さんが
種をたくさん蒔き過ぎた~と小さな苗を
持ってきてくれたキュウリも
ようやく育ってきた。
歴史あるキュウリです!

里芋もよし!
今年もわたしの夏が来た!

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